1104 5年 お米博士になろう
ページID K3017068 更新日 令和3年11月8日 印刷
JA全農千葉の方々をお招きして、5年生は総合的な学習の時間「お米博士になろう」のまとめを行いました。
4月から学校に小さな水田をつくり、一人一つのバケツ稲作りに挑戦してきました。毎日自分の夏休みも交代で水遣りに登校するなど、一生懸命世話をしていたのですが、いよいよ稲穂も出てこれからというときに、鳥獣か人かわかりませんが、実った稲が被害にあい、収穫が思うようにできませんでした。
このまま終わらせることはできないと、1組担任の石川先生が、浦安のJAさんに相談した所、今回のJA全農千葉をご紹介していただくことができました。 調べ学習の内容なども含め綿密な打ち合わせを行い、これまでどのようにお米の学習をしてきたのか、子ども達が調べてさらに疑問に思ったこともお知らせしました。
まず、特別な計らいで刈り取った稲を成田市の谷さんご寄付いただき、ベランダや教室で干し、脱穀ともみすりを手作業で行いました。大変時間がかかった作業で今日の機械化された稲づくりのありがたさを知った学習でした。
今日は、体育館に集まって、JAの方の話を聞きました。千葉県の農業全体のことや米作りのよさや苦労について、スライド資料や実際の米作り農家の方の話を動画を使って、詳しく丁寧に教えてくださいました。
子ども達は、実際に自分たちも苦労して稲を育て、お米になるまでの行程を経験してきているので、お話をより身近に感じることができたようです。皆、真剣に聞き入っていました。子ども達の質問にも書面で一つ残らず答えていただきました。
その後は、お母さん方の協力で炊き上がった「粒すけ」(千葉産の新しい品種の米)の新米をそれぞれが一口サイズに握って、給食の時間に味わいました。感想を聞いてみると、「甘い」「やわらかい」「ほかほかで美味しい」など「粒すけ」のよさを話していました。美味しいものを食べるとみんな笑顔です。お土産にいただいた「粒すけ」をご家庭でも味わってください。
谷さんは、食する側の私たちの美味しいとう声を聞くことがやりがいと動画の中でおしゃっていました。今日のこの声を届けてくださるそうです。 この学習をとおして、子ども達がお米だけでなく、生産者と消費者の関係や、食の大切さを知ることになり学習が深まったと感じました。 舞浜っ子の5年生!これからももりもり食べて健康に!
最後にこの学習にご協力いただいた、JA全農千葉の皆さん。成田市の農家の谷さんそしてPTAの皆さんに心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
子ども達の脱穀ともみすりをしたお米
JA全農ちばの皆さんが千葉の農業や
お米づくりについてお話してくださいました。
千葉県のお米は4種類あるそうです。
谷さんの米作りに対する思いもお聞きしました。
お母さん方のご協力で炊き上がった「粒すけ」を
一握りずつ、美味しく味わいました。
皆笑顔になりました。
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