0204 4年海苔すき体験
ページID K3017594 更新日 令和4年2月7日 印刷
4年生が郷土博物館で海苔すき体験を行いました。浦安市立の小学校4年生は、全員が体験できます。
浦安市は、ご存知のとおり、4分の3が埋立地です。埋め立てる前は、豊かな漁場が広がり、そこで海苔の養殖も行っていました。浦安海苔は県内でもたびたび生産量が1位になり、おいしいことでも有名だったそうです。この浦安の歴史を学ぶために郷土博物館へ出かけたのです。
海苔すきの体験をするグループ、学芸員さんの説明を聞くグループ、展示パネルを見て問題を解くグループに分かれて交代で活動しました。
「いつ、どうして、海苔の養殖を始めたのか」「たくさん獲れた海苔の養殖をやめたのはなぜか」など学芸員さんのお話を聞いて、メモ欄がびっしりとうまるほどでした。事前に自分たちでも調べていたので、真剣に聞くことができました。
海苔すきをするグループはまず「飛行機包丁」で生海苔を細かくたたきます。「飛行機包丁」はずっしりと重く、とんとんとよい音を立ててたたき続けるには力がいります。当時の子ども達は、「冬の午前2時に起こされて2時間たたいていた。」ということを聞いて、信じられないという表情でした。
次の海苔をすく体験では、手首の返し方、あいているほうの手の添え方なども練習して、いよいよ本番です。一人2回ずつ挑戦しました。実際に均一にすく技術は難しいようでした。それでも「うまい!」とほめられた子ども達、とてもうれしそうでした。
舞浜っ子たちは浦安の当時の漁師さんたちの思いをどのように受け止め、引き継いでいくのでしょうか。学校で、さらに学習を深めていきます。
コロナ禍の中でも、海苔すき体験を実現させてくださった、郷土博物館の皆さん、海苔の養殖をしてくださっている漁師の方、子ども達のためにありがとうごさいました。
重くて、とんとんとよい音を出して
たたき続けるのは大変です。
枡のもち方や手首の返し方もコツがあります。
いよいよ挑戦!
上手に漉けました。
真剣に聞いています。
埋め立てられた海はどうなったかな
海苔の養殖の網の大きさを確かめる子ども
問題の答えはあるかな?
階段にもパネルがありました。
博物館の皆さん。ありがとうございました。
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