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着任式・始業式

　令和3年4月7日、新年度の幕開けです。第1日目のこの日に、着任式と第1学期の始業式が実施できたことは喜びです。昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため臨時休業中であったことが、苦く思い出されます。

　今年度、新たに13名の先生と5名のお友達を、日の出南小学校に迎えました。着任式と始業式は、リモートで行い、校長室の様子を映し、子どもたちは、それぞれの教室で視聴して参加しました。先生たちは、話している相手である子ども達の様子が見られないまま話すのが話しにくそうでしたが、それでも笑顔全開でした。

　続いて始業式を行いました。始業式で校長先生は、次のように話しました。

「新しい教室、新しいクラス、新しい先生、新しい友達。きっと気持ちも新しくなって、「がんばろう」という気持ちが高まっていることと思います。そういう時こそ、「なりたい自分になる」チャンスです。人は、気持ちの持ち次第で、いつでも変ることができる力をもっています。勇気を出して、皆さんも、「なりたい自分に『チェンジ』」してみましょう。

　夜寝るのが遅くて朝起きるのがつらい人は、早寝早起きができるように、「チェンジ」。

　友達からあいさつされてもなかなか返せない人は、自分からあいさつできるように、「チェンジ」。・・・（中略）・・・

　皆さんも、「なりたい自分になれる」ように、まずは、これならがんばれると思うものを見つけて、「チェンジ」してみましょう。先生たちは、いつでも皆さんを見守り、応援していますよ。そうして、見事に「チェンジ」できたら、担任の先生だけでなく、校長先生にも教えてくださいね。」

　その日の放課後、「チェーンジ！」と言っている子どもたちがいたそうです。

　「なりたい自分」とは、どのような自分なのでしょうか。そして、そのための一歩として、どんなことを「チェンジ」しようとしているのでしょうか。ご家庭でも、見守り、励ましをよろしくお願します。

　次は、担任発表。子どもたちのわくわく感は最高潮です。別クラスで仮担任をしていた先生たちは、教室を出て、今年度担任するクラスの近くに行き、子どもたちから見えない場所で、担任発表の時を待ちます。担任の先生も、わくわく、どきどきです。そして、颯爽と教室を訪れ、子どもたちとの出会いを果たしました。その後、どの教室でも、子どもたちの笑顔と担任の笑顔が見られました。新しい1年の素敵な出会いができました。