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6年生　校外学習

6年生　校外学習

12月5日（火）に6年生が校外学習に行きました。

行先は、国会議事堂と上野方面（上野動物公園、国立科学博物館）です。

国会議事堂見学では、ガイドの職員さんと一緒に巡りました。国会議事堂は日本の政治の中心でもあり、建物自体も歴史があるため、たくさんの見どころがありました。中央広間と呼ばれる場所では、議会政治の発展に貢献した、伊藤博文、板垣退助、大隈重信の銅像が三方に立っていました。また、窓と天井にはめ込まれたステンドグラスや壁画など重厚な内装から歴史を感じることができました。

続いて、御休所と呼ばれる場所を見学しました。ここは、天皇陛下が使用する場所で、全国から集められた最高の材料が使われていて、すばらしい装飾がいたるところに施されていました。

最大の見どころである本会議場見学では、歴史ある日本政治の中心舞台を実感できました。傍聴席から本会議場を眺めた6年生は、半円形に配列された議席や細部にまで施された彫刻をじっくりと眺めていました。

最後は、前庭で記念撮影。普段は遠目からしか見ることができない国会議事堂を真正面、間近で見ることができるのは校外学習だけです。

上野動物園では、さまざまな動物の魅力的な展示を楽しむだけでなく、野生生物保全の重要性を知ることができました。絶滅危惧種に指定されているゴリラの展示では、生息地に合わせた植栽の中で群れ飼育がされており、ゆとりある環境で繁殖に取り組んでいるようです。お昼は、グループごとに取りました。

国立科学博物館では、地球館と日本館を見学しました。地球館では、地球の多様な生き物がお互い深く関わりあって生きている姿、地球環境の変動の中で生命が誕生と絶滅を繰り返しながら進化してきた道のり、そして人類の知恵の歴史が展示されていました。日本館では、日本列島の自然と生い立ち、そこに暮らす生き物たちの進化、日本人の形成過程、人間と自然のかかわりの歴史が展示されていました。

普段テレビや新聞で見ることの多い国会議事堂の中を実際に見学し、とても貴重な体験をすることができました。上野動物園や国立科学博物館見学を通して、生き物が暮らす地球環境を守り、自然と人類が共存可能な未来を築くために、どうすればよいかについて考えを深めることができました。また、グループごとに仲よく活動することができました。公共のルールやマナーを守って行動できたことがとても良かったです。

保護者のみなさまには、朝早くからお弁当の準備などにご協力いただきありがとうございました。