6年生 薬物乱用防止教室
ページID K3022025 更新日 令和5年12月12日 印刷
6年生 薬物乱用防止教室
12月11日(月)に6年生が薬物乱用防止教室に参加しました。
薬物乱用とは、医薬品の誤った使い方によるものと、違法薬物の不正使用によるものがあります。今回の講演会では、覚せい剤、大麻、あへん、コカイン、MDMA,シンナー、危険ドラッグなどの薬物、劇物の不正使用について児童は次の内容を真剣に聞いていました。
違法薬物を使用すると、体への影響として、興奮作用、幻覚作用、鎮痛作用があります。例えば、覚せい剤を使用すると、興奮作用で、4から5日寝なくても大丈夫なくらい目が覚めて高揚状態になります。しかし、効果が切れると、まるで水の中に沈められて、もがき苦しむような感覚になるそうです。そこで再び、覚せい剤を使用するという悪循環(依存)が生じるそうです。また、一度、違法薬物をやめても幻覚や妄想が起こるフラッシュバックがあります。
心や社会的な影響もあります。違法薬物をやめたくてもやめられない、1度逮捕されてもなお、2度3度と手を出してしまうなどがあり、社会生活を営むことが難しくなります。
薬物はインターネットで販売されていたり、カラフルな色に加工され、かわいいマークが書かれていたりと興味をひきつけるパッケージで売られていることもあります。名前もエス、バツ、チョコ、アンパン、アイスなど、隠語が使われていることもあります。違法薬物は、使う、買う、売る、持っているだけで犯罪となります。
また、アルコールの脳への影響と発達過程にある子供たちの体への影響、たばこのニコチン、CO、タールによる体への影響についても学びました。誘われやすい人の共通点として、20歳未満で飲酒、喫煙している人だそうです。
誘いの手はどこになるかわかりません。ロールプレイで友人や知人から、薬物やたばこを誘われた時の断り方も練習しました。実演してくれた児童からは、「一人でいるところに声を掛けられたら断りにくい」、「理由をつけて逃げることが難しい」という感想が挙げられました。講師の先生からは、「嘘でもいいから理由をつけて逃げましょう」、「大人に相談しましょう」というアドバイスをいただきました。
悪いことと関わるきっかけを作らないためにも、小さなルールを守れることや、いけないことを断る勇気、自分の居場づくりや夢中になれることを見つけること、相談できる人を持つことが大切だとわかりました。
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